今日はカイくんの巣立ちの最終回です。
私たちの元に来る前は、一日のほとんどを室内でつながれていたため、自由に動いたり、お外に散歩にも行けなかった。
そんな環境でも、人は大好きで、不満を言うことなく、辛抱強く待っていたカイくん。
そんな、人の目をじっと見つめる彼に惹かれ、私たちの仲間入りをしました。
家にきた当初は、他の犬たちにかまってほしくて、でも他の犬たちには鬱陶しがられ、本当に『空気読めない犬』と頭を悩まされました。
さらに、うちに来てから人とずっと一緒に居れることのすばらしさを知り、前の寂しさの反動からか、人と離れるのが苦手になりました。
ケージでのお留守番は、結局最後まで好きになることはできませんでしたが、それでも『辛抱強く待つ』ということも少しずつ覚えてくれました。
また、少年とのトレーニングは大好きで、どんどん新しいことを覚えました。
一番得意なコマンドは、床のおやつを無視して、通り過ぎること。
おやつをもらうために空中ジャンプをし、ワンワン言っていた保護前から見違えるほどすばらしい犬になりました。
カイくんを迎え入れてくれた暖かいご家族は、カイくんの『恵みの存在』と言ってくださるほど、本当にカイくんを愛してくれています。
また、小さいお孫さんとも大の仲良しで、まだまだ若いカイくんと兄弟のように一緒に成長していってくれることを願っています。
3ヶ月間のプログラムの間、私たちだけではなく、たくさんの人に笑顔をくれたカイくん。
今度は、新しいのご家族のみなさんに、ずっとずっと笑顔を届けてくれる存在になってくれることでしょう。
新しいご家族のみなさん、カイくんをどうぞよろしくお願い致します。
そして、カイくんを応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
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ブログカイくんの巣立ちLAST
2015年5月11日