先日、第4期GMaCプログラムの八街少年院内での全課程が、無事に終了いたしました☆
それぞれの犬たちを担当してくれた生徒たちの努力を皆さまにも知っていただきたく、一匹ずつのこの3ヶ月の様子を振り返っています♪
今までのGMaCドッグの中で最年長で、最小のカノンちゃん♪
女性に対する反応と、男性に対する反応がまったく異なり、女性なら初対面でもしっぽフリフリ自分から近づいていくのですが、男性だと、そ〜っと近づき、さらに心を許すまでに時間がかかります。
そんなカノンちゃんの訓練で一番難しかったことは、カノンちゃんがトレーナーである生徒に心を開くまでにかかった時間。
プログラムの前半は、おやつを使えばたいていのコマンドはできるのですが、行動からみて、カノンちゃんが生徒を完全に信頼しているとは言えませんでした。。
その間、生徒は毎日、『どうやったらカノンちゃんが、もっと喜んでくれるのか?』
ときには、『自分がダメなんじゃないか?』と、悩みに悩みました。
しかし、中間テストの頃から、カノンちゃんの壁が徐々に取り除かれ、後半に入ると、楽しそうにしっぽをフリフリしながら訓練をしたり、生徒にグルーミングされている間も気を許し、気持ち良さそうにしている顔をするようになりました♪
そして、カノンちゃんが『この人は信頼してもいい人なんだ!』と理解した後の成長は、すばらしいものでした☆
プログラム開始当初は、この年齢で、みんなと同じようにプログラムについていけるのか?と心配に思っていたのですが、なんと、生徒の訓練の結果、最終試験では、今までの犬の中で最高得点を得ることができました!
そんなカノンちゃんを訓練してくれた生徒へ。
『あなたの訓練のおかげでカノンちゃんは、人に心を許すことをもう一度取り戻すことができました。
3ヶ月間、本当に、ありがとうございました。』
少年院での訓練プログラムは終わりましたが、犬たちはしばらく訓練センターやボランティアさんのお宅で、新しい家庭に巣立つための準備をしていきます♪
犬たちが巣立つまでのもうしばらくの間、犬たちの応援を、よろしくお願いします!
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ブログカノンちゃんと生徒
2016年3月18日