今月4月14日、創立から10年の節目を迎えました。
今日まで事業継続できましたのも、ご支援ご協力頂きました皆さまのおかげです。
心より御礼申し上げます。
振り返ってみますと、令和元年房総半島台風被害、3年余にわたる新型コロナ禍など活動の存続が危ぶまれる状況に幾度か直面しました。
しかし、財団職員の献身はもとより、ボランティアさん、ご寄付者、地域の方々などから頂きました「あたたかな心」が、前進するための原動力となりました。
保護犬を取り巻く社会環境もこの10年で大きく変化し、殺処分問題も改善されてきました。微力ながらもその一端を担いました。
日本初の八街少年院での動物介在更正プログラム「GMaC(ジーマック)」も多くの触法少年たちの心に自省と希望の光を照らしました。
ペットオーナーが適正に終生にわたり飼養し、社会と豊かに共生する環境を育てるため、東京杉並区での「しつけ方教室」や学生、地域の方々へのPR、講演活動なども積極的に実施しました。
これらの実績と自省を糧に、これからも、動物愛護福祉、動物介在活動、人と動物の共生社会づくりをより豊かにするために努力して参ります。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
公益財団法人 ヒューマニン財団
代表理事 寺山智雄