Animal Welfare & Human Well-beingヒューマニン財団

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ブログ社会化;イヌ

2014年9月16日

犬を家の外の環境に慣らせ、どんな人、もの、状況でも怖がったり興奮したりすることなく、落ち着いて行動できるように教育することを、一般に『犬の社会化』といいます。
この『犬の社会化』は、可能であれば子犬の時から徐々に教育していくことが理想ですが、不安定な環境で育ってきたことの多い保護犬たちは、この社会化がうまく出来ていないことが多いです。
ロン、イヴ、トモの3匹も、それぞれ苦手なものはありますが、少しずつ社会化を行っています。
3匹の社会化のの様子を、何度かに分けてご紹介したいと思います。
一回目は、「イヌ」。
先日行ったドッグランに、再度行ってきました。
前回は、ドッグラン初めてということで、あえて他の犬がいない日を選びましたが、今回は、他の犬との社会化が目的なので、たくさんの犬が集まる週末に行ってきました。
お天気もよかったからか、たくさんの犬が来ていて、いくつものドッグランがあるにもかかわらず、一つのランに10〜15匹の犬がいたかと思います。

3匹は、既にいた犬たちにも、後から来た犬たちにも、上手にご挨拶をすることができていました。

3匹の中で私が一番心配していたのはロン。
ロンは自分より大きい犬に対しては、興奮してしまう傾向があるのですが、この日は、自分の何倍ものある犬に対しても問題ありませんでした。

この光景をみて、ロンも着実に成長しているのだと感じました。
また、ドッグランは犬との接し方を心得ている人が集まるので、犬を様々な人と触れ合わせられる出来る場でもあります。
3匹も、ドッグランでは珍しいミックスの保護犬なので、みんなから『おとなしくて、2回目とは思えない!』『いい子だね』などと言ってもらいながら、たくさんの人に触ってもらいました。
疲れてくると、初めて会った人の足下でくつろいでいたほどです。

さらに(社会化とは少しずれますが)、ドッグランは自分のハンドラーとしての力量と犬との信頼関係を試す場所でもあります。
オフリード(リードを外した状態のことです)でもどれだけ犬が自分の言うことを聞き、そして、犬が自分の遊びに夢中になりすぎず、ちゃんとハンドラーを確認しながら遊べるかを、見ることができます。
3匹たちは、ある程度遊びに満足すると、ちゃんと私の元に戻ってきて休憩したり、私からあまり離れることなく臭いを嗅いだりしていました。

社会化の大きな関門、『ドッグランでたくさんの犬と接する』はみんな(私を含め)クリアです!!

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