約3ヶ月間の第3期GMaCプログラムも間もなく終わりを迎えようとしています。
そこで、第3期プログラム卒業をシリーズにして、お伝えしています。
卒業シリーズ2 『最終筆記&実技試験』
GMaCプログラムは犬の訓練を少年が学び、その技術を使って自分の担当する犬を訓練します。
犬の訓練をするためには、犬の褒め方や、どのようにして訓練を組み合わせていくかなど、様々なことを学ばなくてはいけません。
そのため、日々の授業には「学科授業」と「実技授業」の2つがあります。
そして卒業前に、それぞれ筆記試験と実技試験を行い、みんながどこまで知識や技術を習得しているのかを見せてもらいます。
筆記試験では、生徒たちは分厚い教科書を一生懸命勉強してくれるため、みんなとても良い結果を残してくれます。
しかし、実技試験は、もちろん犬たちと一緒に行わなければいけないので、すんなりとは出来ません。
なぜなら、全ての犬と生徒が同じスタート地点から始まっても、人にも得意、不得意があるように、犬にも得意なこと、不得意なことなどが出て来るからなのです。
それでも、少年たちは自分の担当する犬が良い結果を残せるよう、得意なことを延ばし、不得意なことは克服できるように、試行錯誤を重ねながらこの最終実技試験を迎えます。
ちなみに、
アズキちゃんの得意なことは横について歩く(HEEL)、苦手なことは座ったまま待つこと(SIT/STAY)
イルミちゃんの得意なことは座ったまま待つこと(SIT/STAY)、苦手なことはケージの中にはいること(HOUSE)
ウィルくんの得意なことはケージの中にはいること(HOUSE)、苦手なことはお手(SHAKE)
というような感じです。
この試験を見ている時、私は生徒たちと犬たちをとても誇らしく思います。
『本当に、よくここまで成長してくれた。。。』と。
そして、生徒たち自身には、この成果から『難しいことでも諦めずに努力していくことの素晴らしさ』を学んでもらい、今後の生活の役に立ててくれることが、私の切なる願いなのです。
クリックのご協力、宜しくお願い致します!!!
ブログ卒業シリーズ2『最終筆記&実技試験』
2015年10月3日