去る4月2日は『世界自閉症啓発デー』でした。
そのため、4月2日~4月8日までの一週間は、様々な場所で自閉症を始めとする発達障害についての啓発イベントが行われていました☆
ところで、みなさん、自閉症について知っていらっしゃいますか?
自閉症は、言葉の発達の遅れや、対人関係や社会性の障害、こだわりが強いなど、の症状がありますが、個人差が大きいため、理解が難しい発達障害の一つです。
世界全体だけでなく日本でも、自閉症を持って生まれてくる子供の割合は年々増えており、今後、自閉症を持つ方々への理解や、支援の方法をますます考えていかなければいけなくなると思います。
その方々への支援の一つとして、『犬』が注目されています!!
アメリカでは、自閉症を持つ人や家族に、訓練された犬を提供する専門の協会があります。
効果としては、気分の浮き沈みが少なくなった、夜も穏やかに寝るようになった、日々の生活にメリハリがついた、人とは難しいコミュニケーションも犬を介してできるようになった、などの生活の向上につながっています♪
しかし、自閉症の子供に犬を与えれば自動的に良い効果が現れる、ということではなく、自閉症を持つ方のニーズ、家族の生活スタイル、そして、人に寄り添うことが好きで比較的穏やかな性格を持つ訓練された犬など、様々なことを総合的に考えなければいけません。
ヒューマニン財団でドッグトレーニングインストラクターをする鋒山は、アメリカでの活動中、自閉症をはじめ、様々な発達障害を持つ子どもやその家族のために犬の訓練をした経験があり、その効果を目の当たりしてきました。
そのため、日本の自閉症を持つ方やその家族にも、『犬が一緒にいることで、生活が向上する可能性がある』ということを知っていただきたいと思っています!
そして、もし、皆さまの中に、障害を持っている家族がいるけれど、犬を飼うことに興味がある方がいらっしゃいましたら、ご相談だけでも快く受け付けております♪
もっと多くの人と犬との幸せな生活の実現、そして、ますます良い人と犬との共同生活ができる社会をめざして、ヒューマニン財団は活動しております☆
クリックのご協力、宜しくお願い致します!!!
ブログ『自閉症と犬』
2016年4月13日