ブログカノンの巣立ち　前編

GMaCドッグ第４期の一匹として、私たちの元で暮らしていたカノンちゃんですが、先日、無事に新しい家庭へと巣立って行きました♪
カノンちゃんが、私たちの元に来たのは１２月上旬。
千葉県動物愛護センターより引き出しました☆
カノンちゃんは、殺処分対象から免れたものの、なかなかお迎えがなく、長いあいだセンター内のケージの中で生活していました。
初めてカノンちゃんを見たとき、小さくて比較的人懐っこいので、飼いやすそうな犬。
なのにどうして誰も引き取らないのかな？と思ったのですが、やはり年齢が４〜５才であることと、特にこれといった外見ではない、つまり地味だったため、残っているとのことでした。
『そんなんだったらうちに来る？今日から暖かいお部屋で寝れるよ』と言うと、スッと寄ってきたのです☆

その後、カノンちゃんが苦手としているのは男性と分かるまでに、あまり時間はかかりませんでした。
女性だと、自分から尻尾をフリフリ近づいていくのですが、男性だとちょっと距離を取り、もちろん呼ばれても近づきません。。
それは彼女が過去に男性に対するトラウマがあるのだろうと、容易に判断できる反応でした。
そんなカノンちゃんと少年、さてどうするか？と思いましたが、これは少年に頑張ってもらうしかありません。
美味しいおやつをあげてみたり、カノンちゃんの好きなことを一緒にしたり、撫で方や撫でる場所を考えてみたりなど。
毎日色々な試行錯誤をくりかえし、時間はかかりましたが、カノンちゃんは『この人は大丈夫だ』と徐々に心を開いていきました！
その頃からは、訓練の上達も素晴らしく、最終試験では今までの犬の中で最高得点を記録！！
今まで参加した犬の中で最年長の犬が、一番の記録をたたき出したのです！！
それは、カノンちゃんと担当少年がお互いを理解し、強い絆で結ばれた結果だと思いました☆

また、カノンちゃんのサポートファミリーのご家族（特にご主人さま）にも慣れるまでに時間がかかり、ご苦労をおかけしましたが、それでも愛情を独り占めできるお家での生活は、彼女にとっては至福の時間であったようでした♪
週末には、いろいろなところに連れて行っていただき、本当にありがとうございました！

明日は、後半です☆
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