先週末、特定非営利活動法人高齢者のペット飼育支援獣医師ネットワークVESENAが東京大学で主催する講演会に参加してきました。
これから、ますます多くなる高齢者の方々がペットを飼いやすい社会になるよう、ネットワークを作っていくための活動をしておられる団体です。
家の中でくらす時間が比較的長い高齢者の方にとって、犬の存在は生活の癒しになるだけでなく、お散歩に行くことにより日々の健康管理、また地域の人々との交流を保つなど、様々な利点があります。
しかしながら、『子犬を一からしつけするのは難しい』、『もし、自分になにかあったら預かってもらえる人が必要』など、高齢者の方が犬を飼うためには、難しい問題あり、そこで犬を飼うのを諦めてしまわれる方も少なくないでしょう。
そのために、獣医師や、犬の訓練士、ペット事業者など、さまざまな人々が協力体制をとり高齢者の方とペットが安全に、安心して暮らしていけるよう、ネットワークを作っていこうという、内容のお話でした。
私たちの財団では、犬の性格を把握し、そしてGMaCプログラムに参加した犬は、基本的な家庭犬のしつけが終了した状態で、新しい家庭に送り出しています。
そのため、高齢者の方が保護犬を飼いたいというご要望があれば、ご協力させて頂いております。
これからも、一匹でも多くの保護犬が、そして一人でも多くの人が幸せになれるよう、より良い人とペットとの共生社会を目指して活動していきたいと、改めて感じることが出来た講演会でした。
今後も講演会にはどんどん参加し、同じ目的の団体様とのご縁を広げていくと共に、新しい知恵をつけ、活動に活かして行きたいと思っています。
オススメの講演会等がありましたら、ぜひ皆さん教えてくださいね!
ブログVESENAの講演会
2015年6月10日