今日は、犬たちが勉強しているコマンド、『Wait』について。
『Wait』日本語にすると、『待て』ですが、皆さんが使われている意味の『待て』とは少々異なるかもしれません。
私たちの犬たちが知っている『Wait』の意味は『動いてもいいけど、その線を越えないで』と言う意味です。
たとえば、玄関でドアをあげる時に『Wiat』というと、『まだ外に出ないで』という意味になり、
グルーミング台の上で『Wait』というと、『台の上から下りちゃダメ』と言う意味になり、
部屋の向こう側にいる犬に『Wait』というと、『こっち部屋には来ないで』という意味になります。
私がよく使う『Wait』は家に帰ってきて玄関に入った所で、『足を拭き終わるまで上に上がらないで』という時や、車から出すときに、『リードを着けるまで出ないで』という『Wait』です。
先日、写真撮影のときに少しお話しした『Stay』(ステイ)は、その体勢から一歩も動かないで、という意味ですが、『Wait』は線からでなければ自由に動くことができるので、意味が異なります。
実は、『Stay』よりも、この『Wait』の方が、実用性が高いので、ご家庭で犬を飼っておられる方は練習してみてはいかがでしょうか?
ブログWait
2014年9月4日