ヒューマニン財団・代表理事の寺山でございます。
暑中お見舞い申上げますとともに西日本豪雨、台風12号により尊い命が失われました。
心より哀悼の意を表します。
また、被災者の皆様のご辛苦に心よりお見舞い申し上げますとともに1日でも早く生活再建のあかりが灯りますことをお祈り致します。
さて、本年10月をめどに飼育訓練センターを千葉県富里市から同県山武市に移転する準備を進めております。
事業の充実と保護犬たちのより良い飼育、トレーニング環境を整えるためです。
また、人と動物の共生社会に役立つ様々な学習、研究機能も備えたいと思います。
この春、望洋遥かなる九十九里浜シーサイドにたたずむ物件との巡り合わせがありました。
当方の希望する条件には適合していたのですが、残念ながら、建物の改修整備等にかかる資金調達に不安があり悶々と悩んでおりました。
ところが、今回のGMaCでトレーニングする予定の保護犬2頭が妊娠していることが判明、先々月17頭の新たな命が無事に誕生しました。私たちの団体が保護していなければ失われていた命のバトンが繋がりました。
しかし、手狭な富里市の施設での飼養は難しく、救わねばならない新たな命と2頭の母犬の姿が、移転の決断を強く後押ししてくれました。
私たちヒューマニン財団の活動は、人と犬との愛情のあやとり、命の尊さと儚さの現実に直面します。
その事業拠点は人、犬にとって、居心地のよい、まさに「マイホーム」と呼ぶにふさわしい場所でありたいと思っています。傷つき疲弊した命と心が息を吹き返し再生するそんな居場所となるよう、皆様のご支援、ご協力を頂きながら、積み木をひとつひとつ組むかのように施設を育んで参りたいと思います。
今後、施設の情報やお願いを随時発信致しますので、ご注目よろしくお願いいたします。
ニュース【飼育訓練センター移転についてのお知らせとお願い】
2018年8月1日