GMaC(ジーマック)

GMaCプログラム

少年院に入院している少年が、飼い主のいない保護犬たちを訓練するという、日本で初めての動物を介在した矯正教育プログラムです。

GMaC(ジーマック)プログラムとは

保護犬の多くは、虐待や飼育放棄から、人間に対する恐怖心や不信感を抱いています。
そして、少年院に入る少年たちにも、同じ思いを抱える者が少なくないとされています。
非行に走ってしまった少年たちに社会貢献の機会を与えたい。
自己肯定感を育むとともに、自他を傷つけない生き方を学んでほしい。
八街少年院(千葉県)で実施しているこのプログラムは、保護犬の訓練課程を少年たちに担 わせることで、更生と動物福祉の双方の実現を目指す日本で初めての試みです。

プログラムの目的

自己肯定感(セルフエスティーム)を引き上げ、自分を見直すきっかけを与えつつ、責任感、忍耐力、コミュニケーション能力など、少年たちが実社会で生活し、職に就く上で役立つソーシャルスキルを身につけさせる。

殺処分されてしまう恐れがあった犬の命を救い、また、一度捨てられた犬でも、適切な愛情としつけにより良い家庭犬になれることを社会に示すことで、ペットショップだけではなく保健所や愛護センターでの犬の引き取りを増やし、殺処分のさらなる低下。
また、すべての犬に対する適切な教育を推奨し、飼い犬の放棄を未然に防ぐよう促す。

少年の適切な更生教育を行い、再非行を防ぎ、新たな被害者を生まない。
また、より良い犬と人との共生社会により、皆が安心して穏やかに暮らせる社会を実現させる。

GMaCプログラムって?

[Give Me a Chance]

ヒューマニン財団の顧問でもある大塚敦子さんが、GMaC第1 期に密着し、少年たちと犬との交流、それぞれの成長のドラマを丹念に描いて頂きました。

『ギヴ・ミー・ア・チャンス』(講談社刊)