先日、千葉県富里市の飼育センターにて、GMaCプログラム第8期にご協力いただきました週末の犬預かりボランティア、サポートファミリーさんにお集まり頂き、卒業式を行いました。
この卒業式は、少年院内で行われるトレーナー(少年)と犬たちとの修了式の前に行っています。
卒業式といっても堅苦しいことはなく、集まってくださった皆さんと軽食を食べながら、犬たちがプログラムを始めた当初からここまで、どのように変わってきたのかなどを話しながら和やかに進みます。
その後、卒業記念ムービーを上映、少年たちからの感謝の手紙を披露、そして、犬たちはこれまでトレーナー(少年)から習った得意なコマンドの発表をします。
そんな時を皆さんと過ごしていると、不要とみなされてしまうような犬たちも、このプログラムを通して、たくさんの人からの適切な教育と愛情をもらうことにより、立派な家庭犬として成長し、また、新しい幸せな生活を送れるようになるということをあたらめて感じることができます。
また、少年たちは、毎週末にとりかわすサポートファミリーさんとの引き継ぎ書の中で、自分たちの知らない犬の姿に驚いたり笑ったり、また、自分たちと同じ苦労を共にしてくれている皆さんの存在に勇気付けられ、この3ヶ月間のプログラムを行ってこれました。
GMaCプログラムでは、サポートファミリーさんの存在が非常に大きく、皆さんのご協力なしには、少年たちと犬たちへここまでよい影響を与えるプログラムを行うことはできません。
改めまして、いつもご協力をいただき本当にありがとうございます。
皆さんのご協力を無駄にしないよう、最後の最後まで気を抜かず、この第8期のプログラムも無事終わりを迎えられるように頑張ります。