本日は、うれしいご報告です。
NPO団体しっぽのなかまさんより、お預かりさせていただき、1年間、私たちとともに生活を共にした、GMaCプログラム第一期生のロンが、新しいご家庭の元に巣立っていきました。
『他の犬と相性がある、気難しい犬』ということで、なかなか保護団体でも貰い手がつかなかったロンさん。
でも、私の第一印象は、『とにかく人が大好き!』
そんなロンの真剣に人を見つめる瞳に心をつかまれ、去年の6月に私たちの元にやってきたロンさん。
犬に対しての気難しさは、第一期で一緒だったイヴちゃんとトモくんに他の犬と一緒に生活することの楽しさを教えてもらい、改善されました。
そして、私の第一印象だったロンさんの人好きは想像以上で、『人見知り』という言葉は彼の辞書にはないらしく、人を見ると自分から触りやすいようにすり寄っていくという特技を持っていました。
また、どんな状況でも安定した応用力もすばらしいものでした。
そんなロンさんですが、猫をみると興奮してしまう、人が好きすぎてお留守番が大の苦手ということで、猫がいない家庭で、お留守番がほとんどないお家という条件で家族を募集しておりました。
そんな中、ロンの新しい家族になってくださったご一家はお父さん、お母さんと、おばあちゃん。
お父さんと、お母さんはお仕事をされていますが、ご高齢のおばあちゃんはお家にいることがほとんどなので、お留守番はほとんどない。
お散歩はお父さんかお母さんが行ってくれるので、外で野良猫などをみても問題無し。
近所にはきれいに整備された土手があり、お散歩大好きのロンさんが、安全にお散歩できる場所ある。
ということで、長い間待った甲斐あって、ロンさんには最高のご家庭に巡り会うことができました。
ブログロンさんの旅立ち(1)
2015年8月28日